J−1ビザと松川郵便局
J-1ビザの申請は、I-901 SEVISの支払い(オンライン)→DS-160の記載(オンライン)→在日米国大使館・領事館でのVISAの手続き、の3段階。
I-901 SEVISの支払いはオンラインですぐにできます。
DS-160の記載はオンラインもややたいへん。悪いことはしていませんよね、といった項目がたくさんあり、その都度、していません、をクリックしてゆきます。
在日米国大使館・領事館でのVISAの手続きもややたいへん。オンライン上で手続きできる時間帯を予約してから向かいます。大使館・領事館の入り口に向かう道は決まっていて、あちらこちらに警察官が立っており、多くの場合、警察官に大使館・領事館に向かう目的を聞かれます。大使館・領事館に入るときは、空港の手荷物検査と同じ。僕が携帯していた小さなハサミは没収。何よりもの問題はパソコンを持ち込めないこと。方法は1つしかなく、最寄り駅の溜池山王駅のコインロッカーに置いてくるしかありません。大使館・領事館から溜池山王駅まで歩いて3分ほど、ただし、溜池山王駅は地下鉄で、地上出口からさらに3分ほど歩いた地下の廊下にコインロッカーがあります。最寄り駅を探すなどでドタバタしていたら、予約した時間帯から30分ほど遅れてしまい。時間帯は目安だけのようで、問題はなくVISAの手続きへ。椅子などはなく、空港で大きい荷物を預けるのと一緒で、ジグザグに立って並び、自身の順番を待ちます。結構スムーズで、それほど待ち時間はない印象。自身の順番が来て、ここで困ったことが1つ。写真を持って行きましたが、背景を白色にするべきことを見落とし、再度撮り直すことに。国内で写真を撮ると、特に指定をしないと水色の背景に。大使館・領事館が指定するサイズにも苦慮しましたが、これは適度に切って問題なく。再度撮り直すのは良いのですが、大使館・領事館に一度入ると途中で出ることは許されません。大使館・領事館の中にある証明写真機で撮り直します。ただし、現金のみ。それも千円札まで。新500円硬貨も使えません。現金が手持ちになかったため、写真のみ後日に提出することに。写真の提出ができたら、その時点からVISAの手続きが始まり、およそ1週間ほどでパスポートと一緒に自身が指定した住所に送られてきます。そのため、この1週間はパスポートが手元にない状態になります。大使館・領事館を出てから、駅構内の証明写真機ですぐに写真を撮って、emailで提出。が、本当はmail(郵送)で提出をする必要が。その後、1週間経って、VISAがいつ頃届くか電話で確認したところ、まだ写真の提出ができていないと。大使館・領事館での口頭での説明で「mailで提出してください」と、説明の紙にも「mailで」。emailとmailの区別に気づかず、mailと言われ、日本語と同じ感覚で電子メールと思い込んでしまい。急いで郵送で提出。その後、郵便局のレターパックで無事にVISAが手元に。VISAは紙媒体で、パスポートの中に貼られて来るのですね。
ちなみに、配達を待たずに、松川郵便局にレターパックを受け取りに行っています。休日は松川郵便局は休みになりますが、松川郵便局に併設された松川集配センターは開いており、そこで受け取ることができます。この松川集配センターは場所がわかりにくく、インターネットでは見つけることができません。松川郵便局の裏手に、道路側からは見えないところに位置しています。(Y.K.)