ボストンのアパートと引っ越し
ボストンのアパートはエイブルにお願いしています。ボストンにはエイブル支店があります。光熱費込み、食器類付き、コンロやオーブン付きの台所、電子レンジなどの家電、ひと通りの家具、布団などの寝具がそろったスタジオタイプ(キッチン付きワンルーム)の物件を選んでもらっています。洗濯機と乾燥機は共用。エアコンはありませんが、シーリングファンとセントラルヒーティングがあります。光熱費込みであるため、電気、ガス、そしてインターネットの開設を自身でしなくて良いのは楽です。家賃1ヶ月分をエイブルに支払う必要がありますが、入居時は大家さんと一緒に担当者が来て、家賃の支払い、携帯電話番号の取得、銀行口座の開設、ソーシャル・セキュリティ・ナンバーの取得、自動車運転免許の取得、日本語での診察ができる医療機関、日本人が働いている美容院、日本の食料品が変えるお店、日本食レストランなどについて1時間以上かけて丁寧に説明してくれます。物件の場所はCentral Squareの近く。Harvard YardにもLongwoodにもアクセスしやすいところになります。渡米する前に、入居月と最終の月の家賃、そしてエイブルに支払う家賃1ヶ月分の費用をWISEを使ってエイブルに支払っています。ボストンでは原則、賃貸の途中解約や家賃の日割りといった考え方はないようです。そのため、最終の月の家賃を初めに支払う仕組みになっています。
日本人はBrook House Condominiumに住む人が多いようです。共有スペースにテニスコート、ピックルボール(パドルテニス)のコート、バスケットコート、プール、ジムなどがあります。テニスコートは屋外のハードコートが3面、夜間照明あり、予約もでき、居住者であればいつでも使えるようです。建物には管理人がいて、特定のカードがないと入れません。セキュリティがしっかりしている印象。値段は他と比べてそれほど高くなく、安全に生活できそうです。僕はこちらを選んでいませんが、日本人どうしの交流がしやすいように思います。
日本からボストンへの引っ越しはスーツケースなどの手荷物のみ。問題は、日本での本と家具をどうするか。
本は、ボストンへ持ってゆく一部を除いて、未来BOOKという自炊代行サービスを使ってPDFにしています。分厚いものから、大きいものまで、合わせて500冊以上をダンボールに詰めて先方に郵送。後にDropboxでPDFになった本が共有されます。PDFの質は十分で、パソコンを使って読んでいます。
家具は適宜、売却。洗濯機などの家電製品は、購入してから5年経つと大手のリユースショップでの買取は難しいようです。僕は地元のリユースショップにお願いして、5年以上経つ電化製品を含め買い取ってもらっています。ただし、肩揉みマッサージ機は医療機器の対象になるようで買取はしてくれません。
ちなみに、ニトリの家具やユニクロの衣類は本当に安くでしか買い取ってくれません。衣類は、クリーニングに出してビニール包装の状態でも数円程度になってしまいます。(Y.K.)