銀行とZelle

ボストンで最初にすべきことは銀行口座の開設と思います。僕はHarvard Yardの近くの1414 Massachusetts AvenueにあるBank of America Financial Centerで開設しています。銀行の担当者がDS-2019の内容を確認するとすぐに口座開設を進めてくれます。その場でDebit Card(日本のキャッシュカード)を受け取り、およそ1週間後にクレジットカードが自宅に郵送されます。米国発行のクレジットカードの利用歴がないとクレジットカードは作れないと聞いていましたが、あっさりと作れています。紙媒体の通帳はなく、アプリなどのインターネット上で帳面を管理することになります。

僕はBank of Americaの口座に、日本にいる身内に国際送金してもらっています。両替にかかる為替手数料をできるだけ抑えるために、FX会社で口座を開設して円からドルに両替し、FX会社のドル口座から日本の送金用のドル口座へ送金して、最終的にBank of Americaの口座に送金する方法があると聞きます。僕は開設していませんが、FX会社の口座と日本の送金用のドル口座を開設するのは大事かもしれません。ゆうちょ銀行を使っている人には、インターネットで送金・入出金の管理ができるゆうちょダイレクトというサービスがあります。このサービスを使うためには、ゆうちょ認証アプリというアプリか、トークンというワンタイムパスワード生成機が必要になります。ボストンでゆうちょ認証アプリは起動できないので、トークンを使うことになります。僕はトークンを使っていませんが、ゆうちょ銀行は、原則、ゆうちょダイレクトの海外からの利用や動作を保証していないので、日本国内で身内の口座に送金しておいて後に身内に国際送金してもらうのが安全と思います。

家賃の支払いは、原則、米国の銀行から支払うことになります。僕はZelle(ゼル)を使ってインターネットで、毎月1日にその月の家賃を支払っています。大家さんがZelleに電話番号を登録しているので、Zelleを使ってその電話番号に送金します。登録された電話番号に送金するシステムは、お金の受け取り等で間違いが起きそうで心配になりますが、ボストンではそれなりの数の人たちが、電話番号かメールアドレスを登録してZelleを使っているようです。(Y.K.)

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